9月1日から、機能性表示食品のあんぱんが発売される。ツルハドラッグを展開するツルハホールディングスと、ロート製薬の子会社エムジーファーマ、日糧製パンが共同で開発した。北海道、青森、秋田、岩手のツルハドラッグ各店舗で購入できる。
商品名は「北海道産小麦のつぶあんぱん」で、オープン価格。ツルハとエムジーファーマによるオリジナル素材「グロビンペプチド」を使った商品開発に、北海道企業の日糧製パンが加わった。原材料に北海道産の小麦と小豆を使用している。
4道県で限定発売することについて、ロート製薬は厚生労働省の調査を引用し「男性(20歳~69歳)のBMI平均値は23.8に対し、本品を発売するエリアでは青森県:24.5、岩手県:24.4、秋田県:24.1、北海道:24.0と高いことがわかりました。また、女性(40 歳~69 歳)のBMI平均値は 22.6に対し、青森県:23.2、秋田県:22.8、岩手県:22.6 と北東北地域では高くなっております」と分析。地域の健康課題に着目した形だ。
グロビンペプチドは、エムジーファーマが開発した高機能性素材で、グロビンペプチド内のVVYP(バリン-バリン-チロシン-プロリン)が血中中性脂肪の上昇を抑制し、内臓脂肪の蓄積も抑制する。