「システマハブラシ」パッケージがリニューアル 9月から全国で発売

ライオンは9月1日から「システマハブラシ」全11モデルのパッケージデザインを刷新し、発売する。民間調査では、2000年以降ハブラシ市場における売上一位を維持しており、今後も商品開発に期待が寄せられる。

歯周ポケット内の歯垢は、歯周病菌を含む菌の集合体として「歯周病プラーク」と呼ばれる。システマハブラシの特徴である超極細毛は歯周病プラークをかき出す機能を持ち、ヘッド(ブラシ設置部)が3ミリという薄さゆえに奥歯の歯周ポケットまで届きやすい構造となっている。なお、価格はオープン。

「システマ」ブランドサイト<HP

体感15度の「アイスバッテリー」9月1日に販売開始 大阪市内の老舗メーカーが開発

深部体温を下げるために有効とされている手のひら、頬、足の裏(AVA)を体感15度で約2時間冷やすことのできる「アイスバッテリー®︎フレッシュ」(税抜1980円)の販売が始まる。大阪市に拠点があるまつうら工業が開発した。スーパースポーツゼビオやコーナンなどで購入できるほか、薬局やクリニックでも取り扱うという。

アイスバッテリーはAVA血管が最も多い3つの部位を同時に冷やし、発汗・火照り・のぼせと言った症状を抑える効果を持つ。カバー素材にはポリウレタンを採用し、中性洗剤で洗濯することで繰り返し使用できる。

睡眠や更年期障害などの日常生活で現れる健康障害を未然に防ぐための製品としての認知度があるが、レジャーやスポーツなど長時間屋外にいる際の熱中症対策としても有効とみられる。製造元のまつうら工業は1946年に創業した大阪市内の企業。

マツキヨブランドからマスク対策の保湿新製品が登場 使用時のベタツキをさらに軽減

マツモトキヨシホールディングスが展開するプライベートブランド「matsukiyo」から、マスク着用時のスキンケア対策としてローション「ヒルメナイドローションライト」を発売する。第2類医薬品で、価格は税抜1980円。9月11日から全国のマツモトキヨシグループ店舗とオンラインストアで購入できる。

「ヒルメナイドローションライト」は、19年6月に同ブランドから発売した「matsukiyo ヒルメナイドローション(第2類医薬品)」に比べ、使用時のベタつきによる不快感を軽減できる。

ヒルメナイドシリーズは、乾燥肌対策として医療機関で処方される機会の多い「油性クリーム」の剤形と同様の「ヒルメナイド油性クリーム」を18年9月に発売したことに始まる。今回の新商品により2種目のローションタイプとなる。ドラッグストアで購入できる乾燥肌対策製品としては、ヘパリン類似物質含有保湿剤のカテゴリで地位を確立している。

【ヒルメナイドローションライト(9月11日発売)】

  • 分類:第2類医薬品
  • 効能・効果:手指のあれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)、きず・火傷のあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・捻挫後のはれ・筋肉痛・関節痛
  • 商品容量:100グラム
  • 商品価格:1980円(税抜)
  • 購入可能店舗:全国のマツモトキヨシグループ店舗(一部店舗を除く)・マツモトキヨシオンラインストア

あんぱんも機能性表示食品の時代に BMI平均値の高い4道県で限定発売

9月1日から、機能性表示食品のあんぱんが発売される。ツルハドラッグを展開するツルハホールディングスと、ロート製薬の子会社エムジーファーマ、日糧製パンが共同で開発した。北海道、青森、秋田、岩手のツルハドラッグ各店舗で購入できる。

商品名は「北海道産小麦のつぶあんぱん」で、オープン価格。ツルハとエムジーファーマによるオリジナル素材「グロビンペプチド」を使った商品開発に、北海道企業の日糧製パンが加わった。原材料に北海道産の小麦と小豆を使用している。

4道県で限定発売することについて、ロート製薬は厚生労働省の調査を引用し「男性(20歳~69歳)のBMI平均値は23.8に対し、本品を発売するエリアでは青森県:24.5、岩手県:24.4、秋田県:24.1、北海道:24.0と高いことがわかりました。また、女性(40 歳~69 歳)のBMI平均値は 22.6に対し、青森県:23.2、秋田県:22.8、岩手県:22.6 と北東北地域では高くなっております」と分析。地域の健康課題に着目した形だ。

グロビンペプチドは、エムジーファーマが開発した高機能性素材で、グロビンペプチド内のVVYP(バリン-バリン-チロシン-プロリン)が血中中性脂肪の上昇を抑制し、内臓脂肪の蓄積も抑制する。