腸活支援アプリ「ウンログ」若年女性を中心にダウンロード増

観便で健康管理を行うアプリ「ウンログ」のダウンロード数が70万を突破した。20−30代の女性を中心としてユーザーが増加。「うんち×エンターテイメントで楽しく健康管理やセルフケアができる世界」が広がっている。

観便で健康管理を行うアプリ「ウンログ」のダウンロード数が70万を突破した。2012年のリリース以降、20−30代の女性を中心としてユーザーが増加。運営するウンログ社(渋谷区)の目指す「うんち×エンターテイメントで楽しく健康管理やセルフケアができる世界」が、順調に広がっているようだ。

ウンログは、イギリスの医学博士が提唱した大便の分類指標「ブリストルスケール」を用いている。アプリ上で形状、色、量、ニオイ、残便感の有無といった項目を入力し、記録をしていく。無料で使用できる点に加え、かつ記録にかかる時間はわずか10秒程度と手間いらずであることも、利用者増加の背景として考えられる。

健康情報の数値化とその管理活用を表すPHR(パーソナルヘルスレコーディング)は、厚生労働省が2019年から推進しているが、アプリケーションなどのモバイルサービスはアクティブ率の低さが課題とされている。ハードウェアの業界では4日、アップルウォッチが医療機器の承認を取得し、お茶の水循環器内科は「アップルウォッチ外来」を設立したことは記憶に新しい。デバイスがほぼ自動的にデータを取得する方法と、「ウンログ」のような能動的に記録をとる方法とでは、健康管理に対するアプローチは全く異なるため、今後のユーザー動向が注目される。

ウンログ サービスサイト:https://unlog.co.jp/unlog/

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