母子手帳アプリ「母子モ」長崎県西海市で利用可能に 九州初のオンライン相談サービスの導入も

全国200以上の自治体が導入している母子手帳アプリ「母子モ」を長崎県西海市が導入。九州初となるオンライン相談サービスを取り入れた。

母子手帳アプリ「母子モ」を長崎県西海市が導入し、7日から「さいかい子育て応援アプリBabyぐっど」として提供を開始した。全国200以上の自治体で導入している同アプリでは、九州初となるアプリ内オンライン相談サービスを行い、コロナ禍で訪問が難しくなった妊産婦や乳幼児とその保護者との面談をするという。

アプリの機能は以下のとおり。

【自治体から提供される各種制度・サービスの案内】
●子ども医療費助成制度・児童手当など、妊娠・育児時期にあった各種補助制度の情報や手続き方法の案内
●自治体が配信する各種お知らせ
【オンライン化による子育て支援】
●「新生児訪問事業」の面談をオンラインで実施
【記録・管理】
●妊娠中の体調・体重記録(グラフ化)
●胎児や子どもの成長記録(グラフ化)
●身長体重曲線による肥満・やせの程度の確認(グラフ化)
●予防接種 : 標準接種日の自動表示、接種予定・実績管理、
受け忘れ防止アラート
●健診情報 : 妊婦や子どもの健康診断データを記録
【情報提供・アドバイス】
●出産・育児に関する基礎情報
●妊娠週数や子どもの月齢に合わせた知識やアドバイス
●沐浴や離乳食の作り方などの動画
●周辺施設の案内(病院、幼稚園・保育園、公園、子育て施設など)
【育児日記:できたよ記念日】
●子どもの成長を、写真と一緒に記録
●記念日には日付と言葉が入った“初めての記念日テンプレート”で写真をアップ(初めての…胎動/キック/寝がえり/おすわり/ハイハイ/ひとり立ち/ひとり歩き など約150項目の記録が可能)
【データ共有】
●子どもの成長記録や健康データを、家族のスマートフォンなどでも閲覧でき、SNSにも投稿可能

母子手帳アプリ「母子モ」は、株式会社エムティーアイ(東京都新宿区)の提供する東証一部上場企業。今月に入り、西海市以外にも茨城県常総市、福井県坂井市、宮城県大和町でも提供が始まっている。またオンライン相談サービスもこれまでに青森県弘前市と目黒区で導入されており、コロナ禍で妊産婦をはじめとする住民との接触機会減少を懸念する自治体の努力がうかがえる。

長崎県西海市:https://www.city.saikai.nagasaki.jp/

エムティーアイ:https://www.mti.co.jp/

シャープのプラズマクラスター技術が新型コロナウイルスの減少効果を実証

空気中に浮遊する「新型コロナウイルス」にプラズマクラスターイオンを照射すると、ウイルス粒子の数が90%以上減少する、そんな実証結果がシャープから発表された。

空気中に浮遊する「新型コロナウイルス」にプラズマクラスターイオンを照射すると、ウイルス粒子の数が90%以上減少する、そんな実証結果がシャープから発表された。長崎大学と島根大学との共同で行われた実証実験の結果によるもので、過去には2004年の「ネココロナウイルス」、2005年の「SARSコロナウイルス(SARS-CoV)」に対する効果も実証、発表されている。

プラズマクラスターイオンは、シャープが独自にもつ空気浄化技術で、家電量販店で販売されている同社製の空気清浄機やエアコン、冷蔵庫など数多くの製品に搭載されている。その構造は、まず空気中の水分子と酸素分子を電気的に分解。同時に空中に放出された水素のプラスイオンと酸素のマイナスイオンが細菌・カビ・ウイルス・アレルゲンなどの表面で結合し、化学反応などにより働きを抑制するというもの。なお、この実証実験は長崎大学の感染症共同研究拠点・熱帯医学研究所で行われた。

同拠点の安田二朗教授は、同社のプレスリリースで次のようにコメントしている。

“付着したウイルスへの対策としては、アルコールや洗剤(界面活性剤)等の消毒薬が有効ですが、エアロゾル(マイクロ飛沫)を介した感染を想定した対策としてはマスク等の着用以外に有効策がありません。今回、プラズマクラスター技術が空気中に浮遊した状態の新型コロナウイルスを不活化することが実証されたことは、一般家庭だけでなく医療機関などの実空間で抗ウイルス効果を発揮する可能性があると期待されます”

シャープ プレスリリースより

【歯科医に聞きました】歯ブラシ1本でできる、歯周病対策とは?前編

自宅でできる歯ブラシの選び方、使い方について、2回にわたり歯周病学会認定医がアドバイスをする。

新型コロナウィルス感染症の影響で、日頃通っているクリニックへ足を運ぶことに抵抗を感じる人が増加している。本来であれば定期検診の時期であったり、気になる症状を診察してもらいたかったりしても、外出をためらいたくなる感情は計り知れない。しかし一方で、クリニックの立場としても、いつも定期的に通院する患者の数が減少傾向にあることも事実。日頃の健康状態をチェックすることができないことを不安に思っている医師も数多くいる。

そこで今回は歯周病をテーマとし、自宅でできる対策についてを歯周病学会認定医である熊谷歯科医院の熊谷靖司院長に話を聞いた。テレワークなどにより自宅にいる時間が増えた人にとっては少しでもタメになるよう、歯ブラシの選び方と使い方について、2回にわたり解説する。

歯ブラシの際にまず気をつけるべきは交換の頻度。「月に1回は交換を!」

インターネットの調査によると、歯ブラシを交換するタイミングは3ヶ月に1回という回答がトップという結果が出ている(2017年 勝手にランキング)。これについて、熊谷院長は警鐘を鳴らす。

歯ブラシが磨ける状態か?2ヶ月も3ヶ月も同じ歯ブラシを使い続けてしまっている方が時々いらっしゃいます。毛先が開いていなくても、ヘタっていなくても必ず1ヶ月に一回は交換しましょう。そしてハブラシを購入する際には、1、2本では無く、10本くらいまとめて購入するのを勧めます。ダメになってから買おうと思ってもついつい忘れがちです

歯ブラシの交換時期に気付いてもストックがなく、慌てて買いに行くこともよくあるはず。ではなぜ1ヶ月に1回という頻度なのか?その理由を、熊谷院長は次のように説明する。

9月にパッケージデザインをリニューアルした、ライオンの歯ブラシ「システマ」シリーズ

どんなに優れた歯ブラシでも、効力は1ヶ月でなくなってしまう

熊谷院長によれば、ハブラシの毛の部分に使われいる材質は大きく分けてナイロン製と飽和ポリエステル樹脂の2種類あるという。

●ナイロン製

市販のハブラシの多くはナイロン製が使われています。ナイロンは安価で大量生産に向いていますが、歯科医院専売のハブラシに比べ、毛の耐久性が低くコシが弱いのが特徴です

●飽和ポリエステル樹脂

歯科医院専売の歯ブラシに多く使用されています。しなりと柔らかさが特徴で、耐久性に優れています。またナイロン製に比べて使用後の水分の乾燥が早く、清潔に保てるように出来ています。しかし、飽和ポリエステル樹脂の歯ブラシでも1ヶ月使い続けるとコシが無くなり、歯面に毛先が当たっても汚れを落とすことが出来なくなります。一見毛先が開いていないように見えても、しなりの無い歯ブラシでいくら磨いても、磨いていない事と同じになってしまいます

歯ブラシの硬さも人それぞれ。正しい選び方は歯科医に教えてもらうが吉

毛先のしなり(コシ)が重要だということが、お分かりいただけただろうか。とすると、歯ブラシの硬さはどうだろう。

歯ブラシの硬さですが、「ふつう」か「やわらかめ」を使って頂き、「かため」は使わないようにしましょう。そして使い方ですが、磨く際のストロークが大きいと歯と歯の間に毛先が届かず磨き残しが出来てしまいますので、細かく揺する感じで磨くと良いと思います

歯ブラシの交換時期は一月に1回、つまり1年に最低でも12本は用意しておく必要があることがご理解いただけただろうか。ところで、歯ブラシの硬さにも好みはある。大きく3種類、「かため」、「ふつう」そして「やわらかめ」だ。実際にどれを選べば良いのか、迷う人も多いはず。

お口の中の環境や磨き心地など、歯ブラシ選びに迷う方も多いと思います。是非、かかりつけの歯科医院で担当の歯科衛生士と自分にあった歯ブラシを探してみてください

次回の後編では、歯みがきの効果的な方法について紹介する。

・今回教えてくれたのは

<熊谷歯科医院 院長 熊谷靖司先生>

東京都中野区鷺宮にある、歯周病の治療を得意とするクリニック。日本歯周病学会認定医。

サイト:http://www.smile888.net/

熱に反応して冷却効果を発揮するソールが発売 クラウドファンディングで

足裏の熱に反応して温度が下がる、そんなインソール(中敷)が登場した。CAMPFIREで購入できる。

足裏の熱に反応して温度が下がる、そんなインソール(中敷)が登場した。クラウドファンディング「CAMPFIRE」で販売を始めている。アイスシルク繊維という素材を用いており、抗菌・吸湿・放熱・通気といった効果があるという。定価は3680円、CAMPFIRE上では15%から45%の割引価格で提供する。

合同会社優心が発売する冷感インソール「IXD」は、温度が30度を超えると2度から6度の下げる機能を持つ「アイスシルク繊維」を使用している。冷感機能のないインソールを28.5度で使用する場合、12時間経過すると31度を超えるが、IXDソールを使用した場合は26.2度に下がると言った効果が出ているという。さらに、このインソールが熱を吸収している状態と放熱した後の状態との違いがわかるよう、模様で判別できる特殊シートを用いている。

クラウドファンディングCAMPFIRE:HP

医療専売のスキンケアコスメをオンラインで 美容クリニックが神楽坂にオープン

美容皮膚科を中心とするクリニック「THE SKIN CLINIC 神楽坂」が9月2日にオープンした。オンラインのプラットフォームを用意し、診察予約やオンライン診療だけでなく、専売品を購入するためのカウンセリングもオンラインですることができる。

美容皮膚科を中心とするクリニック「THE SKIN CLINIC 神楽坂」(東京都新宿区、完全予約制)が9月2日にオープンした。オンラインのプラットフォームを用意し、診察予約やオンライン診療だけでなく、専売品を購入するためのカウンセリングもオンラインですることができる。

医療機関でのみ購入できる「専売品」は、オンラインサイト「DOCTOR’S SELECTION Dr.BEAUTOPIA」(HP)との連携。医師のカウンセリング(対面またはオンラインによる診療)を受けた購入希望者のみ購入することができるようになっている。なお、このサイト上での専売品取り扱いは9月1日から開始した。取り扱いブランドはホワイトクリームの「プラスリストア」(HP)と乳酸菌サプリメント「アルベックス」(HP)の2種類。

<THE SKIN CLINIC 神楽坂>

所在地:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-8-31 DeLCCS神楽坂3階

電話:03-6265-0440

HP:http://www.tsc-kagurazaka.jp/index.html

Instagram:https://www.instagram.com/tsc_kagurazaka/

リステリンの歯周病予防向け新商品が登場 9月4日から発売

ジョンソン・エンド・ジョンソンは4日、リステリンシリーズの新商品「薬用リステリン®︎トータルケア歯周クリア」(医薬部外品)を発売する。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは4日、リステリンシリーズの新商品「薬用リステリン®︎トータルケア歯周クリア」(医薬部外品)を発売する。オープン価格で、500mlと1000mlの2種類。ペパーミントやシトラスを配合し、爽快感と清涼感にこだわったという。

30歳以上の日本人のうち、実に8割が歯周病を抱えているという実態も明らかになっている(平成28年度 厚生労働省歯科疾患実態調査)。「高齢者の人口の増加に伴い今後歯周病の予防に対する人々のニーズはますます高まることが予想」されるという分析をしているが、歯周病のみならずオーラルケア全般に対する意識の高まりを考えると、これら関連商品の開発およびマーケティングは今後一層加速するものとみられる。

なお、「薬用リステリン®︎トータルケア」シリーズについて、9月1日から返金保証制度として「実感保証キャンペーン」を開始した。年内いっぱいの受付を予定している。詳しくは下記の通り。

期間:2020年9月1日(火)~2020年12月31日(木)(レシート有効期間)
      2020年9月15日(火)~2021年1月31日(日)消印有効(応募受付期間)

対象SKU:リステリン®トータルケアプラス・ゼロプラス・歯周クリア 1L/500ml 通常品(日本国内発売品)

 申し込み方法:店頭に設置されたハガキもしくは公式HPから印刷できる応募用紙に、必要事項(氏名、性別、年齢、住所、電話番号、購入店舗名)を記載し、購入時のレシート(ECの場合は納品書)・製品を応募用紙とともに郵送してください。

注意点:
・応募時にはレシート(コピー不可)が必須になります。(レシートは購入日時・製品名・金額の情報がわかるもの)
・製品を送付いただく際には、中身は破棄頂き空ボトルをビニール袋に入れてご送付いただきますようお願いいたします。

ブランドサイト:リンク

キャンペーンページ:リンク

ノンシュガー完全食チョコレート発売 北大ベンチャーが開発

北海道大学の学生が立ち上げたベンチャー企業SpinLifeは、展開している完全食チョコレート「andew」(アンジュ)のノンシュガータイプを発売する。同社のウェブサイトから購入することができる。一枚50グラムで、価格は一枚あたり税抜920円(送料別)。

完全食チョコレートの内容物は、アーモンド、チアシード、きな粉、ココナッツ、ポピーシード、抹茶、昆布。従来のチョコレートと違い、白砂糖を使っていない点でノンシュガーと謳っている。同社は今年5月に小売事業を開始したばかりのベンチャー(代表:中村恒星)で、皮膚難病を抱える人でも食することのできるチョコレートを開発したという。10月には渋谷PARCOでポップアップストアのオープンを予定している。

公式サイト<HP

出典プレスリリース<PRTIMES

HAL東京の学生がLIFE STOCKのデザインを監修 ジャイアンツECサイトで発売

専門学校HAL東京の学生が、防災備蓄ゼリーLIFE STOCKのパッケージをデザインした。9月下旬より、読売ジャイアンツのオンラインストアで販売する。

専門学校HAL東京の学生が、防災備蓄ゼリーLIFE STOCKのパッケージをデザインした。9月下旬より、読売ジャイアンツのオンラインストアで販売(送料別・税抜2000円・全6種)する。

防災備蓄ゼリーは宮城県に本社を置くワンテーブルが開発。世界初となる5年半の備蓄ができ、水や電源なしで摂取することのできる商品として、昨年から発売されている。

今回の企画は読売グループとワンテーブル、HAL東京による産学連携プロジェクトで、CG・デザイン・アニメ4年生学科グラフィックコースの関根若奈さんのデザインが採用された。また、本製品には読売グループの東日本大震災復興支援の一環として、福島県国見町産のリンゴ果汁が使用されている。

<製品概要>

読売巨人軍LIFE STOCK 1 セット6 袋入り(100g×6 袋)
販売価格 :2,000 円(税抜、送料別)

出典:プレスリリース(PRTIMES

「システマハブラシ」パッケージがリニューアル 9月から全国で発売

ライオンは9月1日から「システマハブラシ」全11モデルのパッケージデザインを刷新し、発売する。民間調査では、2000年以降ハブラシ市場における売上一位を維持しており、今後も商品開発に期待が寄せられる。

歯周ポケット内の歯垢は、歯周病菌を含む菌の集合体として「歯周病プラーク」と呼ばれる。システマハブラシの特徴である超極細毛は歯周病プラークをかき出す機能を持ち、ヘッド(ブラシ設置部)が3ミリという薄さゆえに奥歯の歯周ポケットまで届きやすい構造となっている。なお、価格はオープン。

「システマ」ブランドサイト<HP