エムティーアイが運営するアプリ「CARADA」がリニューアルし、「CARADA お薬手帳」として28日にリリースされた。調剤予約や服用のアラート、ユーザー以外の家族の管理もすることができる。また導入薬局も都内では120を超えるなど、徐々に浸透している模様だ。

調剤を予約する際に必要な問診票のデータ送信機能も搭載
ことし9月1日に改正薬機法が施行され、「調剤した薬剤の適正な使用のため必要があると薬剤師が認める場合には、服薬期間中のフォローアップが義務」となり、薬局側は患者の状態に合わせた服薬指導の徹底がより強く求められている。CARADAお薬手帳では、既往歴や副作用などの情報を確認できるようになっており、細かく患者個々人に合わせた服薬指導が実現できるとしている。
主な機能は以下のとおり。
・調剤予約…トップ画面からすぐに調剤予約ができ、あわせて既往歴や副作用歴、アレルギーなどの情報も送ることが可能
・予約リマインド…調剤予約後、トップ画面に予約日時をリマインド通知
・薬局連携…事前に薬局と連携することで、来店時に処方せん情報が自動登録され、毎回の登録の手間などが削減
・お薬手帳…市販薬と処方薬で分けて管理可能。医療機関名からの絞り込みにも対応
・服薬記録/リマインド…服薬時間を設定することでリマインド通知され、飲み忘れ防止をサポート
・家族の管理…自分だけではなく家族の情報も登録でき、家族のお薬管理も可能(人数制限なし)
CARADAお薬手帳:https://www.carada.jp/pharmacy/customer/